チェーンリング沼へようこそ@

【ミニベロ速度アップの基本@】チェーンリング沼へようこそ!48Tから60T楕円へ、シバの探求の全記録

チェーンリング沼へようこそ@

チェーンリング交換


皆さん、こんにちは!ミニベロの可能性を信じて疑わない、管理人シバです。


「速度アップ」…その甘美な響きに魅せられ、多くのサイクリストが足を踏み入れるカスタムの沼。


その入り口に、最も手軽で、最も劇的な変化を約束してくれる、魅惑的なパーツがあります。そう、フロントチェーンリングです。


私とAIさん



はじめに:それは、一枚の歯車から始まった…


チェーンリング交換


このページでは、私が純正の48Tから始まり、一枚、また一枚と歯数を増やし、最終的に「60T楕円」という、ある種の極致にたどり着くまでの、リアルな試行錯誤の道のりを、相棒のAIさんと共に振り返っていきたいと思います。


今回のチェーンリング交換の旅で、私が身をもって学んだ「これだけは!」というポイントを、最後に4つだけお伝えします。


また、カスタム作業を進めながら、これだけは知っててほしい、など管理人シバが気になった部分を「管理人シバの作業メモと視点」にまとておきましたので同時に参考にしてください。


管理人シバの作業メモと視点


男性イラスト


PCD/BCDは「未来への投資」と考えよ!


まずは、お使いのクランクの規格(PCD/BCD、アーム数)を絶対に間違えないこと。そして、将来どんなカスタムをしたいか(11速化で、違うBCDのチェーンリングが必要になるかも?など)を、将来の展開を見据えて規格を選ぶと、後々の無駄な出費を劇的に抑えられます。


専用工具をケチると、そこで冒険は終わる


チェーンリングのボルトは、裏側が供回りしないように、普通の六角レンチだけでは外せない特殊なものがあります。「ペグスパナ」や専用のボルトフィキシングナットツールを準備しておかないと、作業が完全に止まってしまいますよ(経験者は語る…)。


チェーンリング工具


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ボルトは「対角線」に、トルクは「均等」に締めるべし!


車のタイヤ交換と同じです。ボルトを星を描くように対角線上に、そしてトルクレンチを使って均等な力で締め込む。


なぜなら、これが一番、チェーンリングの歪みを防ぎ、変速性能を100%引き出すための、確実な方法だからです。


「歯数違い」で揃えよ!コスパの良い“遊び道具”


アルミ製のチェーンリングは比較的安価です。同じ規格(110BCD/5穴など)で、歯数の違うものをいくつか持っておくと、その日の気分やコースに合わせてセッティングを変えるという、非常にディープな楽しみ方ができます。これぞ、カスタム沼の醍醐味ですね!


ただ、ここで一つ、私が学んだ重要な注意点があります。それは、チェーンリングボルトの「素材」です。


ドレスアップや軽量化のために、カラフルなアルミ製のチェーンリングボルトに交換したくなる気持ち、よく分かります。


しかし、覚えておいてください。アルミは、鉄やステンレスに比べて非常に柔らかく、デリケートな素材です。


なぜ、これが重要かというと、スチール製のボルトと同じ感覚で、力任せに締め込んでしまうと、いとも簡単にネジ山がなめてしまったり、最悪の場合、頭が「ポキッ」と折れてしまったりするからです。


もしアルミ製のボルトを使う場合は、必ずトルクレンチを使い、製品に指定されている非常に低いトルク値(スチール製の半分以下の場合もあります)を、絶対に守るようにしてくださいね。


チェーンリングボルト


なぜ「チェーンリング大径化」は、ミニベロ速度アップの“魔法”なのか?


チェーンリング大径化 58t


管理人シバ:
AIさん、ミニベロを速くしたいと思った時、多くの人がまず最初に思いつくのが「フロントチェーンリングを大きくすること」ですよね。


なぜ、たった一枚の歯車を交換するだけで、ミニベロはそんなに劇的に速くなる(ように感じる)んでしょうか?その“魔法”の正体を、もっと分かりやすく教えてください!


AIさん:
シバさん、その通りです!そして、その魔法の正体は、決して感覚的なものではなく、明確な物理法則に基づいているんですよ。


では、シバさんが実際にたどってきた「48T→60Tへの道」を例に、その魔法を数字で見ていきましょう。


AIさん解説:ギア比の魔法を数字で見てみよう


  • 自転車: GIANT Idiom 2 (451ホイール / タイヤ23c)
  • ホイール1周で進む距離: 約1.615m
  • リアのギア: トップギア(一番重いギア)である11Tに固定して比較します


フロント
チェーンリング
ギア比
(フロント ÷ リア)
ペダル1回転で進む距離 AIさんの“翻訳”
48T (純正) 4.36 約 7.04 m これがスタート地点。一生懸命漕いでも、どこか頭打ち感がある状態。
52T (沼への第一歩) 4.73 約 7.64 m 少し踏みごたえが増し、今までより明らかにスピードが乗る!「速くなった!」と最も実感しやすい段階。
60T (現在の境地) 5.45 約 8.80 m ペダル一回転で、純正より約1.76mも遠くへ! まるで自転車に“長い脚”が生えたような感覚。平地での巡航が圧倒的に楽になり、これぞ、という時に瞬発加速を体感。


AIさん:
シバさん、いかがでしたでしょうか。


なぜ、チェーンリングを大きくすると速くなるのか。それは、この表が示す通り、ペダルを同じように一回転させただけで、進む距離が物理的にこれだけ伸びるからです。


特に、700cのロードバイクに比べて、元々の進む距離が短いミニベロだからこそ、この「ギア比の魔法」の効果は、より劇的に、そして感動的に体感できるのです!


なぜ「一番手軽にカスタムできるのか」?


チェーンリングは、クランクの規格(BCDやアーム数)さえ合わせれば、比較的安価なアルミ製のものも多く、交換作業自体もそれほど難しくありません。


いわゆる「ポン付け」で、大きな効果が得られる可能性がある。この手軽さとコストパフォーマンスの良さが、多くの人を「沼」へと誘うのです。


管理人シバ:
そうなんです!その手軽さが、僕を深い沼へと引きずり込みました(笑)。


アルミ製なら数千円で手に入るから、「今の52Tでもう少し踏めるな…じゃあ、次は54Tを試してみよう!」と、つい次の歯数を試したくなる。


その先にある、まだ見ぬスピードの世界を夢見てしまうんですよね。


気がつけば、純正で付いていたチェーンリングカバーも外れ、どんどんレーシーな見た目になっていきました。


管理人シバの作業メモと視点


男性イラスト


今回のチェーンリング交換の旅で、私が身をもって学んだ「これだけは!」というポイントを3つだけお伝えします。


「ポン付け」できるかは、購入前に規格を確認すべし!


パーツ選びで最も重要なのは、お使いのクランクの規格(PCD/BCD、アーム数)を絶対に間違えないこと。


なぜなら、規格さえ合っていれば、余計な部品や工具も不要で、驚くほど簡単に交換作業が終わるからです。


この「ポン付け」できるかどうかの事前確認こそが、時間と費用を節約する最大のコツです。


チェーンを外す時、フレームは布で守るべし!


チェーンを外すと、油で汚れたチェーンが暴れて、大切なフレームのチェーンステー部分に「ガチャン!」と当たってしまうことがあります。


なぜなら、これが塗装の欠けや、深い傷の原因になるからです。


作業を始める前に、フレームにウエス(布)を一枚巻き付けておくだけで、この悲劇を完全に防ぐことができますよ。


歯数を増やしたら、チェーンの長さも疑うべし!


チェーンリングの歯数を大きくすると、多くの場合、今までのチェーンでは長さが足りなくなります。


なぜなら、長さが足りないまま一番大きなギアに入れてしまうと、リアディレイラーが限界まで引っ張られ、最悪の場合、破損してしまうからです。


チェーンを交換しない場合でも、必ず一度、ディレイラーの動きに無理がないかを確認する癖をつけましょう。


下記にリアディレイラーの誰でもできる調整に仕方をまとめておきましたので参考にしてくだしさい。


リアディレイラー


管理人シバの「チェーンリング沼」全記録〜48Tから60Tへの道〜


チェーンリング 58t


管理人シバ:
僕は純正の48Tから、50T、52T…と、まるでRPGのレベル上げのように2Tずつ大きくしていきました。その過程で感じたリアルな変化と、ぶつかった壁について、正直に告白します。


AIさん:
シバさんのその地道な試行錯誤こそが、データだけでは分からない「体感」の記録ですね。なぜ、50T、52T、54Tでは満足できず、56T、そして58Tから60Tへと向かったのか。その心理と性能の変化を分析してみましょう。


管理人シバ:
最初は、ただ力で踏み込んでいました。歯数を増やせば、踏み込んだ分だけグンと前に出る。短時間なら、どんなに重いギアでも踏み切れてしまうんです。


だから、「もっと歯数が多ければ、もっと速くなるはずだ!」と、少し勘違いの方向に突き進んでしまいました。


AIさん:
なるほど。それは「最高速」という一点だけを見ていた状態かもしれませんね。しかし、その過程で様々な「壁」にぶつかったのではありませんか?


管理人シバ:
おっしゃる通りです!まず最初の壁が「チェーンの長さ」でした。


チェーンリングを大きくすれば、当然チェーンの長さも足りなくなる。


そこで初めてチェーン交換の必要性に迫られ、最適長の計算方法や、チェーンの繋ぎ方(ミッシングリンク?シマノのピン?)を学ぶことになりました。


チェーンが変われば、ディレイラーの再調整も必須…。この時点で、もう後戻りできない「カスタム沼」にハマっている自分に気づいたんです(笑)。


管理人シバの作業メモと視点:


男性イラスト


チェーン交換で学んだ一番大切なことは、まず「自分の自転車に合った、最適長の計算方法を学ぶこと」です。


そして、チェーンの繋ぎ方にはシマノ純正のピンと、KMCのような「ミッシングリンク」がありますが、正直なところ、ミッシングリンク付きのチェーンを選ぶと、取り付けも、その後のメンテナンスも驚くほど楽になりますよ!


【AIさん直伝】チェーン交換&ディレイラー調整 完全ガイド


さらに、フロントチェーンリングを大きくすると、必ずぶつかるのが「チェーン交換」と「ディレイラー調整」の壁です。


正直、私も最初は「なんだか難しそう…」と尻込みしていました。


しかし、ご安心ください!


正しい手順と、いくつかの「なぜ?」を理解すれば、これは決して難しい作業ではありません。


このページでは、私がAIさんと共に学んだ、この3つの重要な作業のノウハウを、世界一分かりやすい(かもしれない)内容で、徹底的に解説していきます!


@ チェーン最適長の計算方法


管理人シバ:
AIさん、まず最初の壁、チェーンの長さです。新しいチェーンって、なんだかすごく長めに作られていますよね。自分の自転車に合った「最適の長さ」って、どうやって決めればいいんでしょうか?


AIさん:
シバさん、その通りです!そして、その「気づき」こそが、カスタム成功への第一歩ですよ。


市販されているチェーンの多くは、様々な自転車に対応できるように116リンクという、かなり長めのサイズで販売されていることが多いようです。


シバさんのミニベロの純正チェーンも、それよりはずっと短かったはずです。


だからこそ、新しいチェーンを自分の自転車に合わせた「最適の長さ」にカットする作業が、駆動系カスタムの、とても重要なプロセスになるのです。


チェーンの長さは、長すぎても短すぎても、変速不良や最悪の場合パーツの破損に繋がりますからね。シマノが推奨する、最も確実で簡単な計算方法がありますので、それで決めていきましょう!


チェーンのリンクの長さ


ステップ やること(アクション) AIさんのワンポイント解説(なぜ、そうするの?)

1、準備

まず、新しいチェーンを箱から出し、古いチェーンはまだ外さないでおきます。 新旧の比較や、万が一の時のために、古いチェーンは最後まで残しておくと安心です。
2. ギアをかける フロントギアを一番大きい歯車に、リアのギアも一番大きい歯車にかけます。(アウタートップならぬ、アウターローの状態) なぜ? これが、その自転車でチェーンが最も長く必要とされる状態だからです。この状態で長さを決めれば、他のどのギアに入れてもチェーンが短すぎる、ということは絶対にありません。
3. チェーンを通す 新しいチェーンを、リアディレイラーには通さずに、フロントチェーンリングとリアの一番大きいスプロケットに、直接ぐるっとかけます。 なぜ? ディレイラーのテンション(張り)を計算から除外することで、純粋に必要なチェーンの長さを、誰でも簡単かつ正確に割り出すことができるからです。
4. 長さを決める チェーンの両端を引っ張り、ピンと張った状態で重ねます。そして、チェーンの内側のコマと外側のコマがぴったり重なる場所を見つけ、そこからさらに「2リンク(内コマ1つ+外コマ1つ)」分長くした位置が、あなたの自転車の最適長です! なぜ「+2リンク」? この2リンクの余裕が、リアディレイラーがスムーズに動くために必要な「遊び」になります。シマノのミッシングリンク(クイックリンク)を使う場合は、この「+2リンク」ではなく「+1リンク」が推奨されています。
5. カットする 専用のチェーンカッターという工具を使って、決めた位置でチェーンを「パチン」とカットします。 専用工具を使わないと、ピンをまっすぐ押し出せず、チェーンを傷めてしまう原因になります。


管理人シバ:
AIさん、チェーンの長さを決める時、「ディレイラーを通さずに、一番大きいギア同士にかけて、そこから+2リンクする」と教えてもらいました。


でも、リアディレイラーって、2つのプーリー(滑車)があって、この部分だけでも結構な長さのチェーンを使いますよね?たった2リンク(約2.5cm)足すだけで、本当にあの部分の長さが足りるんでしょうか?


AIさん:
シバさん、その疑問、多くの方が同じように不安に思うポイントですよ。結論から言うと、はい、そのご理解で完璧です!


なぜ、たった2リンクで足りるのか。その答えは、リアディレイラーの本当の仕事を理解すると、スッキリします。


ディレイラーは、チェーンを長くするための部品ではなく、ギアが小さくなるにつれて余ってくるチェーンの「たるみ」を、バネの力で引き締めて吸収するための部品なのです。


シマノが推奨するこの計算方法は、自転車で最もチェーンが必要な状態(一番大きいギア同士)を基準に、「この状態でも、ディレイラーが完全に伸びきってしまわないための、最小限の“遊び”」として2リンク分だけ足す、という非常に賢い逆算法なのです。


ですので、どうぞご安心ください。「+2リンク」は、先人たちの知恵が詰まった、最も確実な「黄金律」なのです。


チェーン取り外しと取り付け+チェーンフック


チェーンチェッカー


チェーンカッター


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A チェーンの繋ぎ方(ミッシングリンク vs シマノ純正ピン)


ミッシングリンク


管理人シバ:
AIさん、チェーンの長さは決まりました!


次は、この切ったチェーンをどうやって繋ぐか、ですよね。簡単に手で繋げる「ミッシングリンク」と、シマノ純正の「コネクティングピン」、どっちが良いんでしょうか?


AIさん:
シバさん、それこそが現代のチェーン接続におけるテーマですね!どちらにも素晴らしいメリットがありますので、ご自身のスタイルに合わせて選ぶのが良いでしょう。


接続方法 メリット デメリット AIさんのワンポイント解説

KMC製など
「ミッシングリンク」

とにかく着脱が楽! 専用のプライヤーがあれば、工具なしでも手で着脱可能。チェーンの掃除など、メンテナンス性が劇的に向上します。 シマノは公式には推奨していません(ただし、多くのサイクリストが問題なく使用しています)。繰り返し使うと、少しずつ固定力が弱まる可能性があります。 なぜ人気? 「出先でのチェーントラブルにも、工具なしで対応できる」という安心感と、日々のメンテナンスの手軽さが、多くのサイクリストに支持されています。

シマノ純正
「コネクティングピン」

最も確実で、信頼性の高い接続方法です。一度正しく圧入すれば、走行中に外れる心配はほぼありません。メーカーが推奨する、安心の純正クオリティです。 一度圧入したピンは再利用できず、外すたびに新しいピンが必要です。接続にはチェーンカッターという専用工具が必須で、少し力とコツがいります。 なぜ純正はこれ? チェーンは、走行中に最も大きな力がかかる部品の一つです。シマノは、その安全性と信頼性を最優先に考え、この確実な接続方法を推奨しているのです。


管理人シバ:
なるほど!シマノが安全性と信頼性を最優先に考えている、ということですね。よく分かりました。


以前、友人のチェーンが目の前で切れ、彼が落車してしまったことがあります。幸い大事には至りませんでしたが、体にも、バイクにも大きなダメージを負う姿を見て、チェーンという部品の重要性を痛感しました。


そんな経験があったにも関わらず、インターネットで「一度使ったコネクティングピンを再利用する節約術」という動画記事を見つけた時、私は少し心が揺らいでしまったんです。ピンを完全に抜かず、少しだけ残して再圧入するという方法で、確かに節約にはなりそうでした。


しかし、AIさんとの対話で「チェーンは走行中に最も大きな力がかかる部品の一つ」という基本に立ち返った時、ハッとしました。友人のあの落車の光景が、脳裏に蘇ったのです。


たった数百円の部品をケチったせいで、万が一走行中にチェーンが切れたら…その代償は、大怪我や高価なパーツの破損といった、取り返しのつかないものになるかもしれません。


新しいコネクティングピンを使っても、交換の手間は全く同じです。そう考えた時、安全性を犠牲にしてまでピンを再利用するメリットは、何一つないと確信しました。


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B ディレイラーの再調整


管理人シバ:
AIさん、無事にチェーンも繋がりました!これで完成…と思いきや、変速がガチャガチャして、全然スムーズじゃないんです!


AIさん:
シバさん、それこそが最後の関門「ディレイラー調整」です!


チェーンの長さや種類が変わると、必ずこの再調整が必要になります。


でも、ご安心ください。これも、手順さえ分かれば怖くありません。


調整項目 やること(アクション) AIさんのワンポイント解説(なぜ、それが必要?)

1. 可動域の調整
(H/Lボルト)

リアディレイラーにある「H」と「L」と書かれた2本のネジを回します。「H」はトップギア(一番外側)の位置、「L」はローギア(一番内側)の位置を決めます。 なぜ? これを正しく設定しないと、チェーンがギアの外側に外れてしまったり(H調整)、ホイールのスポークに巻き込まれたり(L調整)する、非常に危険なトラブルの原因になります。

2. ワイヤーの張り調整
(アジャスター)

シフター(変速レバー)の根元や、ディレイラーにある「アジャスター」という樽状のネジを回して、ワイヤーの張りを微調整します。 なぜ? ワイヤーの張りが、変速の「カチッ、カチッ」という一段一段の動きの正確さを決める、最も重要な要素だからです。ここがズレていると、変速がもたついたり、異音がしたりします。

3. Bテンション調整
(Bボルト)

ディレイラー本体にある、もう一本のネジ(Bテンションボルト)を回して、ディレイラーのプーリーとスプロケットの歯の間の「距離」を調整します。 なぜ? この距離が近すぎたり遠すぎたりすると、変速性能が著しく低下します。特に、大きなスプロケットを使う場合は、この調整が非常に重要になります。


管理人シバ:
なるほど…!一つ一つの調整に、ちゃんと意味があるんですね。


AIさん:
その通りです、シバさん!この3つの調整をマスターすれば、シバさんのミニベロは、いつでも最高の変速性能を発揮してくれるはずですよ!


そして、その調整作業をさらに楽に、そして正確にするための、プロも愛用する“秘密兵器”があるんですよ。それが、作業用のメンテナンススタンドです。


シバさんのおっしゃる通り、ディレイラー調整の肝は、後輪を浮かせた状態でクランクを手でクルクルと回しながら、変速の様子を確認することです。


もちろん、ミニベロに付いているスタンドでもできなくはないですが、車体が不安定だったり、ペダルが地面に当たってしまったりと、なかなかスムーズにはいきません。


作業スタンドがあれば、安定した状態で、心ゆくまで最適な調整位置を探求できます。一台持っていると、これからのメンテナンスが驚くほど快適になりますよ。
作業用のメンテナンススタンド


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管理人シバの作業メモと視点


男性イラスト


今回のチェーンリング交換で、私が身をもって学んだ「これだけは!」というポイントを、最後に2つだけお伝えします。


チェーンの長さは「アウタートップ」ならぬ「アウターロー」で決めるべし!


新しいチェーンの長さを決める時は、フロントもリアも一番大きいギアにチェーンをかけ(ディレイラーには通さずに!)、そこから「+2リンク」で長さを決める。


なぜなら、これが、チェーンが最も長さを必要とする状態であり、この方法ならどんなギアの組み合わせでもチェーンが短すぎる、という最悪の事態を確実に避けられるからです。


チェーンの接続は「ミッシングリンク」が、心の平穏をくれる


シマノ純正のピンでの接続も信頼性は高いですが、専用工具と少しの腕力、そして「本当にこれで大丈夫か…?」という不安が伴います。


KMCなどの「ミッシングリンク」付きチェーンなら、手で「カチッ」と嵌めるだけで、驚くほど簡単かつ確実に接続できます。


なぜなら、この手軽さが、出先でのトラブル対応や、日々のチェーン掃除といったメンテナンスのハードルを、劇的に下げてくれるからです。


この二つの「勘所」さえ押さえておけば、あなたも自信を持って、チェーン周りのカスタムに挑戦できるはずですよ!


最終形態「60T楕円」は、果たして正解だったのか?AIさんと語る、その光と影


60T楕円


管理人シバ:
そして、ついにたどり着いたのが「60T楕円」で、一つの到達点でした。


平地での巡航速度は確かに上がりましたし、楕円特有の「スッ」とデッドスポットを抜ける感覚は、新しい世界を見せてくれました。でも、正直言って、良いことばかりじゃなかったんです。


AIさん:
ほう、その「影」の部分、非常に興味深いですね。


管理人シバ:
まず、低速域でのギクシャク感です。街中でのんびり走りたい時や、信号からのスタートで、この大きすぎるギアは正直言って「使いにくい」。常に「戦闘モード」を強いられるような感覚でした。


そして、メカへの負担も気になりました。特に、リアを一番軽いギアに入れた時のチェーンの斜めがけは、見ているだけで「ごめん!」って謝りたくなるほどでした。


また、一番力の入る11tギアの消耗も早く、このギアだけの交換をするために、スプロケット外しの工具も揃える結果となりました。


AIさん解説:楕円と大径化がもたらす「光」と「影」


60T楕円


光(メリット):
楕円チェーンリングは、ペダリングで最も力が入る「パワーゾーン」で擬似的にギアが重くなり、力の入らない「デッドスポット」で軽くなることで、ペダリング効率を向上させます。


60Tという大径と組み合わせることで、平坦路での高速巡航能力は最大化されたと言えるでしょう。


影(デメリット):
しかし、その極端な設定は、シバさんが体感された通り、低速域でのコントロール性を犠牲にします。


また、チェーンやスプロケット、ディレイラーに常に大きな負荷をかけ続けるため、部品の摩耗を早めるリスクも高まります


管理人シバ:
そうなんです。僕は気づきました。「速さ」だけを追い求めても、それが「快適」でなければ、本当の意味での速度アップとは言えないんだな、と。


この気づきが、次の「スプロケットギアの最適化」という、新たな沼…いえ、冒険への扉を開くことになるのです!


管理人シバの作業メモと視点


楕円チェーンリング取り付け


60Tという巨大な楕円チェーンリングの取り付けは、まさに「未知との遭遇」でした。私が身をもって学んだ、この特殊なパーツを使いこなすための、3つの重要な「勘所」をお伝えします。


楕円の「一番おいしい角度」は、自分で探すべし!


楕円チェーンリングの取り付け


真円と違い、楕円チェーンリングは取り付け角度が命です。ペダルを一番踏み込める「パワーゾーン」に、チェーンリングの最も長い部分が来るように調整する必要があります。


親切な製品には、クランクアームと合わせるための「・」印などがありますが、残念ながら私のチェーンリングにはそれがありませんでした。


そのため、最大外径の部分に自分でテープを貼って印を付け、それを基準に、何度も試走を繰り返して最適な位置を探し出す、という地道な作業が必要でした。


フレームとの「クリアランス」は、1mmでも命取り


ただでさえ大きい60T。それに加えて、楕円は幅の広い部分があるため、取り付けた際にフレームのチェーンステーに接触するリスクが非常に高いです。私のIdiomでも、本当にギリギリでした。


なぜなら、もし走行中にチェーンリングがフレームに接触すれば、異音の原因になるだけでなく、大切なフレームに深い傷を付けてしまうからです。


最後の切り札、「スペーサー」を使いこなすべし!


そこで、フレームとのクリアランスを確保するために、BBとクランクの間にごく薄いスペーサーを挟み込み、チェーンラインをわずかに外側へ調整しました。


なぜなら、この数ミリの調整が、フレームとの接触という致命的な問題を回避し、かつ変速性能を損なわないための、唯一の道だったからです。


ただし、スペーサーを入れすぎると今度は変速に影響が出るため、まさに「神は細部に宿る」を実感した作業でしたね。


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