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今回はサドルを交換するというお話となるのですが、男性特有の股間の痛みと言われる前立腺痛に悩んでいた管理人シバが、痛み解消の目的でショートヘッドサドルを導入した体験談を紹介します。
よくあるサドル交換沼にハマらないようにサドルの痛みを解消してみました。
このページでは、「気になるショートヘッドサドルの評判・口コミ」、「購入のポイント」、「取り付け調整の方法」、「60km試乗インプレッションの結果」など、気になるショートヘッドサドルの詳細について管理人シバが徹底解説します。
是非、前立腺痛にお悩みの方は必見してください。
旧サドルです。以前から前立腺部分に痛みがあることから厚めのパッドを採用しているサドルを選んで使っていました。ですが、前立腺の痛みを解消できずに困っていました。
新しいショートヘッドサドルに交換をしました。見た感じは、小さく短くなったことで、痛みに関してほんとに解消できるのか、という深刻な心配がありました。だって、痛みがあってはライドが面白くなくなるからです。
#ショートヘッドサドル
近年、ロードバイク界で注目を集めている「ショートヘッドサドル」というタイプのサドルです。
従来のサドルよりもノーズ部分が短く、前立腺への圧迫を軽減する効果が期待できることから、口コミ、評判では良い評価が溢れているようです。
以前から、管理人シバは、前立腺の痛みで困っていたことから、痛み解消の目的でこのショートヘッドサドルを試してみることにしました。
下記の写真は、今まで使用していたサドルと新しく購入したショートヘッドサドルです。
写真でもわかるでしょうが、ノーズの部分がかなり短くなっています。
管理人シバが実際に計測をしてみたのですが、おおよそ2センチくらいノーズが短くなっているようでした。
確かに、写真でもわかるように小さく短くなった分、見た目がカッコよくなった印象ですが、このショートヘッドサドルで前立腺の痛みを解消することができる理由がわからず、どう考えても理解できなかったからでした。いならば、
新旧を比べてみると確かに小さく短くなったようです。ですが、これでほんとに痛み解消ができるの?と言う感じもあります。
ショートヘッドサドルの評判・口コミでは、前立腺痛の解消はもちろん、座骨への負担軽減や快適性の向上など、様々なメリットがあると言われています。
実際に使用したユーザーからは、以下のような声が寄せられています。
ショートヘッドサドルの評判・口コミとは
一方で、ノーズ部分が短いので、慣れるまで違和感を感じる人もいるようです。
管理人シバの購入インプレッションですが、ショートヘッドサドルは見た目、小さく短いことで痛みに対しての不安もありました。
なぜならば、小さい=とても華奢に見えたからです。
正直、こんなサドルで、本当に前立腺の痛みが解消できるの?という疑問ばかりでした。
ですが、多くの人の「前立腺痛が解消した!」という気になる評判・口コミがありましたので、前立腺の痛みで悩んでいる管理人シバとしては、そのままにしておくことができず試してみようという気持ちになりました。
そして、つい購入してしまったのが、下記で紹介しているショートヘッドサドルでした。
下記は、旧サドルです。前立腺の痛みを考慮してパッドが厚い物を購入しましたのでとても重いです。
新しいショートヘッドサドルです。パットも少なく、サイズも小さくなっていますので軽量効果抜群ですが、前立腺の痛み解消の問題はどうでしょうか。
前立腺痛の解消が一番の目的でしたが、他に、サドル重量が軽いため軽量化というメリットがありました。
今までの旧サドルでは、前立腺痛が痛くなることからパッド厚めのサドルを購入したため重量が重くなり384gでしたが、新ショートヘッドサドルの重量は279gとマイナス105gの軽量化になっています。
ちなみに、カーボン製のショートヘッドサドルならば重量は140gくらいですのでマイナス245gくらいとさらなる軽量化ができます。
一般的なショートヘッドサドルのサイズは、240mm(長)、 143mm(幅)だそうですが、私は身体が大きいことからちょっと幅が大きめの、240mm(長)、 150mm(幅)を選んでみました。
下記は、一般的にアジア人に適合しているショートヘッドサドルだそうです。
有名メーカー品と酷似しているデザインですので、前立腺の痛みには効果がありそうです。
・第一候補のショートヘッドサドル
自転車サドル MTBロードバイク レーシングサドル 軽量 快適 衝撃吸収
サイズ:240mm(長) ×143mm(幅)200gくらい(重量)
下記では、コスパが良かったので管理人シバが選んだEC90のショートヘッドサドルです。
EC90とは中華系のメーカーですが、管理人シバは以前から、このメーカーの商品を購入していて、その性能を知っていましたので購入することを決めました。
・コスパを優先して管理人シバが選んだショートヘッドサドル
自転車サドル、ロードバイク サドル、お尻が痛くない 軽量
サイズ:240mm(長) x 150mm(幅)
管理人シバは、この商品を購入して前立腺の痛み解消に効果があると実感できたのですが、個人差もあることから、使ってみないと効果がわからないということもあるのではないでしょうか。
そのようなときは、管理人シバのようにコスパを優先して購入をしてみる方法を選ぶこともひとつの方法です。
最後まで、ショートヘッドサドル選びで迷ったことがありました。
その困ったこととは、「座面の幅サイズの大きいものを探す」、「コスパのよいサドル選び」のふたつでした。
管理人シバショートヘッドサドル選びで迷ったこと
「座面の幅サイズの大きいものを探す」では、管理人シバは身体が大きいこともあり、サドル幅が大きい方が良いと考えたからでした。
通常、ショートヘッドサドルでは143mm(幅)の物が多いように思ったからです。
身体の大きさにもよるのですが、管理人シバと同じようでしたら幅サイズも気にすることにしましょう。
「コスパのよいサドル選び」では、実際に試してみないと、効果がわからないことから、失敗したときのためにコスパが安い物を探してみました。
サドルの調整では、前立腺に痛みがあることから、痛みの体重分散をすることで解消をしていきました。
同時に、ハンドル形状、ハンドルの調整、サドルの調整、なども見直すことでトータルな最適化を目指しました。
なぜならば、前立腺痛は、サドル設定以外にも様々な原因が考えられるからです。
前立腺の痛み対策を意識した調整
「体重分配」では、一般的なロードバイクの設定値である、ペダル60%、ハンドル20%、サドル20%を基準にしてみたのですが、問題は、どのような調整でこの数字を達成するのか、ということです。
どんなに体重分散を意識しても、間違った調整をしていればそれは難しいからです。
そこで、体重分散を意識した調整をすることにしました。
「サドルの調整」では、下記の3つの調整をしていきました。
サドルの調整とは
まず、通常のセッティングを試してみて、調整に違和感を感じるようであれば、走行を重ねながら自分に合う調整に少しづつ変えていくやり方です。
管理人シバは、前立腺の部位を圧迫を意識して、一般的な調整より「サドル前部分の角度を下げる」、「サドルをサドルレールの後ろにセットする」、「サドルの高さを調整する」という点を試してみました。
前立腺の痛みを圧迫しないようにする調整
「サドル前部分の角度を下げる」では、身体が前に寄ることで前立腺への圧迫を減らすことを狙ったわけですが、同時に、ペダルへの体重分配が増えることで、ダンシングや前傾がやり易くなると言われていますので試してみることにしました。
「サドルをサドルレールの後ろにセットする」では、ブラケットまでの距離が少し遠く感じたので、サドルをサドルレールの後ろにセットすることで身体の中心が前に寄るように調整し、前立腺の圧迫を減らすことを狙ってみました。
「サドルの高さを調整する」では、ペダルからサドルの高さが最適化するように調整をしていくことで前立腺痛を抑えることにしました。
サドルの高さの最適化では、ダンシングのやり易さと、ペダルへの体重移動がスムーズになることで前立腺痛を解消することを試しました。
ただ、痛み関しては個人差あることから、自分の体型や乗り方に合わせて調整を繰り返してみることが大切です。
早速、60kmほどショートヘッドサドルを試乗してきました。
試乗で意識したことは、前立腺の痛みを考えて、過重配分(ハンドル20%、サドル20%、ペダル60%)に気を付けることでした。
特に、サドルに乗る部分の過重配分20%を意識してみたわけです。
ショートヘッドサドルに乗っていて感じたことは、前立腺への圧迫が明らかに軽減されていることでした。
今までのサドルですと、時間にして40分くらい、距離にすると30キロくらいを超えると、前立腺の部分がピンポイントで痛くなっていたからです。
今回、60キロくらいライドで前立腺に痛みが出なかったことから、前立腺の痛みはほぼ解消できた!と実感できました。
ただ、前立腺の悩みは解消できたようですが、お尻全体の圧迫感は以前と変わりがありませんでしたので、これに対してはレーパンを組み合わせるなどの対策が必要のようです。
つまりショートヘッドサドル+レーパン+体重分散の組み合わせということです。
この組み合わせでライドしてみたのですが、これもすんなりと決まりました。
「これってかなり凄いことです!」
また、ショートヘッドサドルは、ヘッド部分が短いことから、前傾のスタイルやダンシングに移行することが素早くできるような感じがしました。
これで前立腺痛を心配しないでロングに出かけることができるようです。
前回では、60kmの試乗をショートヘッドサドルとレーパンの組み合わせで試してみたのですが、今回は、レーパン無しで30kmの試乗を試してみました。
レーパン無しですと、よりショートヘッドサドルが前立腺痛に効果があるかどうかがリアルにわかると思ったからでした。
ちょっと痛々しい体験かもしれません。
恐る恐るといった感じで試してみたのですが、ショートヘッドサドルに対する前立腺痛への効果はほぼ大丈夫のようでした。
ただ、路面からの突き上げる衝撃と、体重に対するサドルのあたりは以前と変わりませんので、レーパン無しのロングライドですとお尻全体に痛みがでるのではないかと思いました。
下記に、ショートヘッドサドルを試して感じた事をまとめてみました。
ショートヘッドサドルで感じたことのまとめ
以上のように、ショートヘッドサドルに交換したことはメリットが大きいようでしたが、個人差もあることから、お試してコスパを考えて試してみることをお勧めします。
早速、次回では100キロを超えるロングライドの計画を立ててみようかと考えています。
今回の試乗で、ショートヘッドサドルが前立腺痛の解消に効果的なことが実感できました。
このお試しでは、「ショートヘッドサドルが前立腺の痛み解消になるのか?」という疑問もありましたので、なるべくコスパの低いサドルを選んだのですが、効果があるとわかれば、次回は、本格的なカーボン製サドルに交換して、軽量化と前立腺の痛みを同時に解消してみる予定です。
カーボン製のショートヘッドサドルに交換すれば、サドル重量140g前後となり、軽量化の効果も大きいからです。
もちろん、さらなる出費が増えることになるのですが、ショートヘッドサドルに交換することの費用対効果はコスパの面でも有効と感じたからでした。
例えば、200g以上の軽量化をするには、通常ですといくら出費になるのか、を考えてみたからです。
ボトムブランケット(BB)では、テーパースクエアーからホローテックUに交換して回転性能をアップさせるのですが、同時に軽量化を考えた場合のコスパはどうでしょうか。
軽量ホイールに交換する、カーボン製品に交換するなどのコスパを考えた場合、今回のショートヘッドサドルに交換するよりもコスパが良いとは感じなかったからです。
自分の大切なミニベロロードが、またひとつ完成に近づいたようです。
ちなみに、管理人シバが希望するショートヘッドサドルです。
有名なPROLOGO(プロロゴ)ブランドのショートヘッドサドルです。
ちょっと憧れもあって、予算が許すならば試してみたい一品かもしれません。
・PROLOGO(プロロゴ)ブランドのショートヘッドサドル
PROLOGO(プロロゴ) DIMENSION AGX(ディメンション AGX) T4.0レール サドル
・低反発フォームによりショック吸収性UP
・ショートノーズ+ワイドボディ
・T4.0レール/クロム素材 金属レール
・サイズ:245 x 143mm
管理人シバの他県団からは、前立腺痛に悩まされているならばショートヘッドサドルを試してみることも良いかと思います。
下記は、管理人シバがショートヘッドサドルを購入するときに迷った項目を中心にまとめてみました。
なぜならば、ショートヘッドサドルと言いましても、材質や形状、サイズなどに違いがあってどのタイプを選ぶことが最適なのかべば迷ったからです。
下記では、実際にショートヘッドサドルを購入するときに、管理人シバが迷った項目をまとめてみました。
ショートヘッドサドルを購入するときの注意点